りの(河﨑梨乃)
自己紹介
大学で森林教育を専攻し、卒業後すぐに株式会社今治.夢スポーツに入社しました。最初の頃は人前に立つのが苦手で、思うようにいかず、悔し涙を流しながら現場に立っていた時期もありました。
転機となったのは、あるプログラムでの経験です。風速10メートルの暴風により計画を変更し、シーカヤックで40キロを漕ぎ抜きました。その時、私の中で自然への向き合い方が変わったんです。「大変なこと」と「楽しいこと」は、実はイコール(表裏一体)なんじゃないか、と肌で感じた瞬間でした。
現場に立つと、「今の自分が持っているもの以上の力は出せない」と痛感します。言葉だけで飾ったり、無理に誘導しようとしたりしても、その空気感は必ず参加者に伝わってしまいます。だからこそ、参加者と向き合うことは、常に「自分自身と向き合うこと」でもあります。
例えば、お互いに遠慮している参加者に「本当に言いたいことを言えていますか?」と問いかける時、その言葉はブーメランのように自分自身にも跳ね返ってきます。そうやって自分も問い直される環境だからこそ、私自身も日々成長できているのだと思います。
何より大切なのは、「自分らしくあること」。しまなみ野外学校は、訪れる人が肩の力を抜いて自分らしくいられる場所でありたい。自然と向き合い、自分自身と向き合い、共に成長していく――そんな場所をこれからも作っていきたいです。