トップ
しまなみマガジン
【報告】第1回 サバイバルジャーニー① supported by ブレインパッド

しまなみマガジン

magazine

【報告】第1回 サバイバルジャーニー① supported by ブレインパッド

■サバイバルバルジャーニーとは?
「当たり前」の奥にある本当の豊かさを求めて、森で暮らしを築き、山を越え、川を上り、本当に大切なものを見つける5泊6日の旅。自分に向き合い、仲間と向き合いながら、普段の生活では体験できない達成感と経験を積むことで、自分の中に眠る無限の可能性を呼び覚ますことを目的としています。

Day1

今日から第1回サバイバルジャーニーの始まりです。全国各地から、勇気ある14人の仲間が集まりました。 台風の影響により2日間プログラムを短縮し、5泊6日で開催することになりました。これも自然からの何かのメッセージなのかもしれませんね。

お昼前に集まり、初めて出会う人たちに緊張しつつも、これから始まる冒険にソワソワ・ワクワクしている様子が感じられました。山に持っていく荷物をみんなで確認し、早速出発です。

「ぼうしろの森」に到着。何もない場所だからこそ、今日自分たちの暮らしに必要なことを伝え、活動をスタートしました。今日泊まる寝床を作ったり、水のろ過や食事を摂る食卓も、みんなで工夫して準備しました。山での生活では、今あるもの(自然)と共に暮らしを作っていくことが大切になります。

みんなの発想や想像力は無限大。班に分かれて食卓を作り終えると、さらに装飾を作り、テントの前には門のようなもの(?)まで出来上がりました。何もない場所から、一気に暮らしが築かれていきます。

森はすっかり真っ暗になり、みんなテントに入って早い子は眠りについている頃です。半日ではありますが、元気いっぱいでパワーあふれる仲間たちが集まりました。今日は早く寝て、明日も森の中でみんなと共に豊かな暮らしを作っていけたらと思っております。

まだ見ぬ「幻の地」を目指し、彼らとの旅を共に一歩ずつ歩んでいきます。

Day2

今日は朝5時、日の出と共に起床。 まだ慣れない環境のためか、それともいつもより早いからなのか「眠りが浅かった」という声が多く、みんな眠そうな顔で起きてきました。 今日は明日から始まるチャレンジキャンプに向けて、さまざまな道具の使い方や準備をする日です。

活動を始める前に、「今のみんなの雰囲気では、おそらく全員で幻の地まで辿り着くのは難しい」と伝え、明日からの旅のゴールである「幻の地」とはどんな場所だろうか? 全員でそこに辿り着くためには何をすればいいのだろうか? などを一人ひとりで考える時間を設けました。 全員でこの旅の目標や目指す場所を改めて考え直し、そのために今日はどう過ごすのが良いかを話し合ってからスタートしました。

明日からは、すべての荷物を背負って山の中を移動する旅が始まります。 そのためには必要最低限のものだけ持っていく必要があるので、まずはロープやナイフなどの刃物、そして生活には欠かせない火の使い方を練習しました。 道具は、正しい使い方をすれば生活を豊かにしてくれますが、ふざけて遊んでいると非常に危険なものへ早変わりしてしまいます。けれど、使ってみないことには使えるようになりません。道具の扱いを学び、限られた装備でも旅を心豊かに楽しんでいってもらいたいです。

昼食は、一人ひとり自分で自分の米を炊くことに挑戦しました。 限られたマッチで自分だけの力で火を起こす——それができないとお昼ご飯はありません。 しっかりと事前準備をして火を起こし煙が上がり始める子もいれば、すぐにマッチを使い切ってしまい、困った顔でかまどをじっと眺める子など様子は様々です。そんな中、先に出来上がった子たちから「みんなで一緒にご飯を食べたい」という声が上がりました。仲間からの助け舟もあり、何とか全員がお昼ご飯にありつくことができました。 火加減が難しく焦げさせてしまった子もたくさんいましたが、みんな自分で炊いたお米をきれいに完食していました。

午後からは役割を分担し、明日からの旅の行程表やルート作りを行ったり、持っていく道具を決めて準備を進めたりしました。まだ2日目ですが、今日まででだいぶ森の環境にも慣れてきた様子が見られます。明日からは自分たちの力を信じ、ゴールを目指して進んでいきます。

今は自分たちで夕食作りをしており、日が暮れる頃には眠りにつく予定です。最後に全員で笑顔でゴールできることを、楽しみにしています。

Day3

ぼうしろの森では少し肌寒さを感じる中で目を覚まし、昨日立てた工程通りにそれぞれの班で動き始めました。 起きてすぐテントを片付け、自分たちが選んだ道具をリュックに詰め込んでいきます。目的地である「幻の地」を目指し、期待と不安も一緒に押し込んでいく——。 準備も早く終わり、予定通り7時には2日間お世話になったぼうしろの森をあとにし、旅が始まりました。

今までに背負ったことのない荷物の重さに戸惑い、思うように山道を進むことができない子どもたち。そんな時にはつい「もう帰りたい」「もう無理だ」と本音が出てきます。それでも仲間の手を取り、背中を押し、つらそうにしている子の荷物を少し持ってあげる。そんな助け合いもありながら、少しずつではありますが前へと進んでいきました。

昼食を取り、今日のキャンプ地に向けて再び進みます。ところが出発早々、どちらの班も道に迷ってしまい、1時間ほど険しい山道をさまようことになりました。 そこからは2つの班が合流し、全員で一致団結して今日のキャンプ地を目指しました。

まだまだ発展途上な14人ですが、みんなが目指す場所は同じ。そこに向かって一歩、また一歩と足を前に出します。 最後の上り坂では泣きながら歩く子もいましたが、それをみんなで応援し合い、16時には全員無事にキャンプ地に到着しました。

今は「ソロ活動」の時間です。みんなそれぞれの場所で、たった一人で過ごす生活に挑戦しています。 今日でこのキャンプも折り返し地点。3日間の中で感じた心の変化や気持ちの波、身体の疲労、そしてさまざまな出来事を、一人山の中で静かに振り返っていることでしょう。

日々進化し成長していく彼らと共に、明日も心躍るような旅にしていこうと思います。

続きはこちら

【この記事を書いたスタッフ】

きむにぃ(木村 亮介)

前へ 次へ
一覧に戻る